多くの人が日常生活で何らかのストレスを感じており、ストレスにはいくつかの種類があります。
1. 身体的ストレス(フィジカル・ストレス)
・睡眠不足、疲労、病気、過労など、身体に直接負担がかかるもの。
・長時間労働、夜勤、運動不足、ケガや病気。
2. 心理的ストレス(メンタル・ストレス)
・不安、怒り、悲しみ、プレッシャーなど、心にかかるストレス。
・人間関係のトラブル、将来への不安、自尊心の低下。
3. 社会的ストレス
・社会的な環境や対人関係からくるストレス。
・仕事のプレッシャー、学校の人間関係、家庭内トラブル。
4. 環境的ストレス
・天候、騒音、混雑、災害など、外部環境による影響。
・満員電車、大気汚染、暑さや寒さなどの気候変化。
仕事や勉強などで頑張り続けると、交感神経が優位に働き、体や脳が休む時間を取れなくなります。
これが続くと、次第にリラックスした状態に戻すことが難しくなり、心身に負担がかかります。
実際、ストレスの自覚がないまま走り続けてしまう人こそ、心身の疲労が深刻になりやすい傾向が
あります。そうした人たちは「頑張ることが当たり前」になっていて、リラックスや休息の重要性を軽視しがちです。
強いストレスを感じている人は、アルコールや甘いもの、ジャンクフード、カフェインなどを
「無意識に求める」傾向があります。これは一種のストレスに対する自己流の対処ですが、
実は一時的な安心感しか得られず、長期的には心身に逆効果をもたらすことがあります。
・一時的な「快」→ すぐに消える → もっと欲しくなる(依存的なサイクル)
・自律神経がさらに乱れる → 睡眠・食欲・感情のコントロールが難しくなる
・体重増加や胃腸の不調、慢性的なだるさにつながることも
当院ではこのように交感神経が優位になり、うまく休息が取れない方のために、
自律神経のバランスを整える鍼灸治療を行っています。
治療によって“カラダのスイッチ”をオフにし、緊張状態から解放されることで、
心身ともに深くリラックスしていただけます。
実際に、施術中に眠ってしまう患者様もいらっしゃいます。
「しっかり寝たはずなのに、朝からだるい…」そんな経験はありませんか?
実はそれ、身体だけでなく“心も休めていない”サインかもしれません。
当院では、緊張状態が続く神経のスイッチをやさしくオフにし、深い休息が取れる状態へ整えていきます。
ぐっすり眠れるようになった、朝が楽になったというお声も多くいただいています。
コメントをお書きください