「低血糖」という言葉から糖尿病を思い浮かべる人が多いですが、必ずしも糖尿病の人だけに起こるものではありません。
副腎疲労の方でも低血糖症状(反応性低血糖)になることがあります。
コルチゾールには血糖値を上げる働きがあります。副腎疲労になるとコルチゾールの分泌が減るため、
血糖値を維持することが難しくなります。
糖質の摂取により急激に上昇した血糖を下げるために、大量のインスリンが分泌されます。大量のインスリンにより下がりすぎた血糖を上げるためにコルチゾールが分泌されますが、副腎疲労の場合はコルチゾールの分泌が低下しているため、
低血糖状態から回復が困難な状況です。そのためアドレナリン、ノルアドレナリンを分泌し血糖を上昇させようとします。
アドレナリン、ノルアドレナリンが分泌されると交感神経が緊張状態になるため、自律神経の乱れを引き起こします。
夜間に低血糖が起きると、アドレナリン・ノルアドレナリンが分泌されるため目が覚めやすくなり睡眠を妨げます。
カラダは緊張しているため、歯ぎしりやくいしばりをします。
起床時に首肩腰の痛みを自覚したり、人によっては起床時の手の痺れを訴えます。
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